ひたちなか市 社長のつぶやき 2025年10月27日 ビッグオート
先日、電柱にぶつかってしまったあとのコラムを書きました。
その翌日に電柱にぶつかって搭乗者の方が亡くなってしまっとニュースを見ました。
同じくらいの娘を持つ父親として大変痛ましい気持ちになりました。
車は修理できても、命は直せません。
普段から気にしておきたいことをまとめたのでご参考下さい。
~命を守る準備と“席別”安全ポイント~
「まさか自分が電柱にぶつかるなんて」
そんな言葉を、事故の現場で多く耳にします。
しかし、実際に起こる電柱・ガードレールへの衝突事故の多くは、
低速や夜間、注意が一瞬それたときに発生しています。
今回は、もしものときに命を守るために知っておきたい、
衝突事故時の安全対策と席ごとの守り方をわかりやすく解説します。
なぜ“電柱事故”が危険なのか?
電柱への衝突は、一見「スピードが出ていないから大丈夫」と思われがちですが、
実は衝撃が一点に集中するため、車体へのダメージが非常に大きくなります。
電柱の直径:約30cm前後
衝突面積が小さいため、エネルギーが1点に集中
フレームが曲がりやすく、エンジンルームや運転席足元まで衝撃が届く
つまり「低速でも致命傷になるケース」があるのです。
命を守る“事前準備”チェックリスト
日常の中で少し意識するだけで、衝撃を最小限に抑える準備ができます。
✅ ドライバーができる5つの備え
シートベルトの“正しい位置”を確認
肩の上を通し、首にかからない位置に。腰ベルトはお腹ではなく骨盤の上へ。
シートの角度を正しく保つ
倒しすぎると、エアバッグが正しく作動しない危険があります。
ハンドルとの距離は25cm以上
近すぎるとエアバッグの膨張時に胸部を圧迫する恐れがあります。
運転中はペダルに余裕をもって
足が突っ張っていると、衝突時に膝や太ももを負傷しやすくなります。
助手席に荷物を置かない
エアバッグ展開時に荷物が飛び、二次被害につながることがあります。
席別・安全対策ポイント
【運転席】
最も衝撃が伝わるポジション。
エアバッグ+シートベルトの併用が命を救う
シートベルトだけで致死率を60%下げ、エアバッグと併用すれば90%以上の生存率向上が報告されています。
ヘッドレストの高さを頭頂部に合わせることで、むち打ち防止効果がアップ。
衝突直前に身を固めるのではなく、背中をシートに預ける姿勢を。
【助手席】
意外と多いのが「助手席の方が被害が大きかった」というケース。
理由は、衝突時に前席のダッシュボードに膝や頭をぶつけやすいためです。
シートを倒しすぎない
足元に荷物を置かない
エアバッグの射出方向(正面)に何も置かない
小柄な方は座布団などを敷かず、正しい座面位置で座る
【後部座席】
「後ろだから安心」と油断しがちですが、実は後部座席のシートベルト非着用が重傷の主因です。
シートベルト着用は法的義務+命の保険
子どもが乗る場合はチャイルドシート・ジュニアシートを年齢・体格に合わせて
前方への飛び出し防止には、リヤセンターのベルト使用も有効
⚙️ 衝撃を最小化する「車の安全装備」
現代の車には、命を守るための装備が数多く搭載されています。
知っておくだけで、いざというときの安心感が違います。
装備名機能備考プリテンショナー付シートベルト衝突時に瞬時にベルトを引き込み体を固定ほとんどの車に標準搭載SRSエアバッグ頭・胸部の衝撃を吸収運転席・助手席以外にも搭載車増加中衝突被害軽減ブレーキ(AEB)前方障害物を検知して自動ブレーキ作動電柱など静止物にも反応する車種あり衝撃吸収ボディ構造車体の一部で衝撃を吸収・分散最近の国産車・輸入車に共通
衝突後の「正しい行動」
1️⃣ まずは同乗者の安否確認
呼吸・意識・出血をチェック。
2️⃣ 車外に出る前に安全確保
夜間や幹線道路では、後続車に注意。ハザード+発煙筒+反射ベストで二次事故防止。
3️⃣ 警察・救急・保険会社に連絡
軽い衝突でも「体が痛くなるのは翌日」というケースが多いので、必ず記録を残す。
まとめ|“車の安全”は日常の心がけでつくられる
電柱やガードレールにぶつかる事故は、ほんの一瞬の油断や視界不良で起きます。
でも、正しい姿勢・装備の理解・席別の安全意識を持つだけで、
命を守れる確率は格段に上がります。
「安全運転」は、“操作の上手さ”ではなく“備えの深さ”。
今日からぜひ、
シート位置の見直し
シートベルトの正しい装着
荷物の置き方の改善
この3つから始めてみてください。あなたと、あなたの大切な人の命を守る第一歩です。
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