ひたちなか市 社長のつぶやき 2025年11月12日 ビッグオート
〜もし愛車が自然災害に遭ったら、知っておきたい修理と補償の話〜
こんにちは。
水戸市、ひたちなか市で鈑金塗装工場を営んでおります、代表の加藤木です。
台風・ゲリラ豪雨・雹・地震…。
最近は「まさか」が毎年のように起きる時代になりましたね。
「車も被害を受けたら保険で直せるの?」
という質問をお客様からよくいただきます。
今回は、自然災害(=天災)に遭ったとき、どんなケースが保険の対象になるのか、修理はどう進むのかを、
わかりやすくお話しします。
☔ 1. 「雹(ひょう)・台風・強風」でクルマがへこんだ場合
よくある被害
雹でボンネットやルーフに無数のへこみ
台風で飛んできた看板や瓦が当たった
強風で倒れた自転車や植木鉢がぶつかった
保険でカバーできる?
車両保険(一般型 or エコノミー+A)に加入していればOK!
雹・台風・強風は「自然災害(風災・雹災)」として車両保険で補償されます。
たとえば、
雹で屋根がボコボコになった
台風で隣家のトタンが当たった
強風でカーポートが倒れて車が破損したといった場合、保険で修理費をカバーできるんです。
修理の流れ(例:雹害の場合)
被害状況を写真撮影(できれば当日の天候も記録)
保険会社に連絡
修理工場で見積・損害確認
修理開始(へこみ修正・塗装など)
被害が広範囲の場合、**「雹害専門修理」**として特殊工具で板金せず修復するケースもあります。
2. 「冠水・浸水」した場合
よくある被害
大雨で道路が冠水し、エンジンが水を吸って停止
車内に泥水が入り、電装系が故障
河川の氾濫で車両全体が水没
保険でカバーできる?
車両保険(一般型)に加入していれば対象!
ただし、「エコノミー型(限定型)」の場合、水没被害は対象外になることがあります。
特に電装系の被害は深刻で、見た目は無事でも「エンジンがかからない」「警告灯が点く」など後から不具合が出ることも。
修理費が高額になりやすいため、保険を使うケースが多いです。
3. 「地震・津波」での被害
よくある被害
地震で車庫の壁が崩れて車が破損
津波で流された
地割れで車が横転
⚠️ 注意:車両保険では地震・噴火・津波は補償対象外
実は、ほとんどの自動車保険では、**地震・噴火・津波による損害は“免責(対象外)”**です。
つまり、「津波で流された」「地震で車庫が崩れた」などの被害は、
通常の自動車保険では修理費が出ないんです。
対応策
「地震補償特約(地震・噴火・津波車両全損一時金特約)」を追加しておく
火災保険の「車両」補償範囲を確認(ごく一部対象になるケースあり)
この特約を付けておくと、全損時に最大50万円ほどの一時金が出るケースがあります。
修理工場からのアドバイス
自然災害の場合は、被害状況が複雑なことが多く、
「これは本当に保険で直せるの?」という判断が難しいものです。
私たち修理工場では、
被害写真の撮影代行
保険会社とのやり取りサポート
修理費と保険金のバランス相談
などを行いながら、お客様が損をしない形での修理提案をしています。
まとめ:
「自然の力には勝てない。でも備えることはできる」
災害の種類車両保険で補償される?
対応アドバイス
雹・台風・強風〇(車両保険加入時)写真・修理見積をすぐに取る冠水・大雨〇(一般型のみ)エンジンを無理にかけない地震・津波・噴火×(特約が必要)「地震特約」付帯を検討
自然災害は突然やってきます。
でも、備えと知識があれば「慌てず、確実に」対応できます。
そして、万一のときは――
まずは修理工場に相談!
被害の見極めから、保険の使い方、修理の最適化まで、
現場を知るプロが最初の一歩を一緒に考えます。
「自然は止められない。でも、備えはできる。」
それが、これからのクルマとの上手な付き合い方です。
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