ひたちなか市 社長のつぶやき 2025年11月2日 ビッグオート
~2回目の事故で“えっ、こんなに違うの?”を防ぐために~
自動車保険の「車両保険」に入るとき、
見積書に書かれている「免責金額 0-10万円」という文字。
「なんとなく選んだけど、正直よく分からない…」という方、実はとても多いんです。
でもこの“免責金額”、いざ事故が起きた時には
修理費用や支払い条件を大きく左右する重要ポイント!
当社でもたまに「えっ!聞いてなかった、、、」など実際にそのようなシチュエーションがあります。
説明は聞いていても細部までご理解している方も少ない印象です。
安易に保険料が安くするために契約してしまうと、あとあとトラブルになるケースが多いのも事実です。
今日はそんなお話です。
そもそも「免責金額」って何?
まず、「免責」とは自己負担額のこと。
事故で修理費がかかったとき、保険会社がすべて払うわけではなく、最初のの一定金額を契約者が負担する仕組みです。
事故修理費
免責金額
保険会社の支払い
自己負担
30万円
10万円
20万円 10万円
100万円 10万円
90万円
10万円
10万円 10万円 0円(支払われない)
10万円(全額自己負担)
たとえば…
事故修理費免責金額保険会社の支払い自己負担10万円(全額自己負担)
つまり、「免責金額10万円」にしておくと、小さな修理費は自己負担になるということです。
⚖️ 「免責0万円」と「10万円」の違いを簡単に
比較項目 免責0万円 免責10万円
自己負担額
0円
10万円(事故1回目)
保険料
高め
安め(年間で数千円〜1万円程度差)
小さな修理
保険で対応できる
自費になるケースが多い
安心感
◎
△(小傷は対象外に)
つまり、**「保険料を抑えたいか」「いざという時の安心を優先するか」**が選び方の分かれ目です。
「1年に2度事故したら?」
免責の“2段階ルール”
ここで注意しておきたいのが、「1回目と2回目の免責額が違う」ケース。
多くの保険では、
「免責金額 0-10万円」と書かれています。
これはつまり、
1回目の事故 → 免責0万円(自己負担なし)
2回目の事故 → 免責10万円(自己負担10万円)
という意味です。
もし1年の間に2回事故を起こした場合、
2回目は10万円自己負担になるということになります。
さらに知っておきたい「等級と保険料の落とし穴」
事故で車両保険を使うと、
翌年から等級ダウン+保険料アップが待っています。
1回事故を起こすと通常「3等級ダウン」。
これが1年で2回になると、さらに保険料が上がり、
次の更新時に「割引率」が大幅に減ります。
たとえば、
年間保険料が4万円 → 事故2回後は7~8万円に上がる
なんてことも。
プロが教える「免責選びのコツ」
✅ 1. 新車・高級車は「免責0万円」がおすすめ
修理費が高額になりやすい車種は、少しのキズでも高額修理になるため、
免責0円で備えておく方が結果的に安心。
✅ 2. 古めの車や通勤車は「免責5〜10万円」で節約もアリ
小キズは自費で直す前提なら、
保険料を安く抑えるのも一つの選択。
✅ 3. 自分の運転頻度と環境を考えて決める
街乗り中心・狭い駐車場が多い・家族も運転する場合など、
“事故リスクが高い人”ほど免責0円が安全。
修理工場目線のアドバイス
実際に修理の現場では、
「保険で直せると思ったら、免責10万円で自費だった」
というご相談がとても多いです。
小さなバンパーのキズでも、
見積りを取ると 「12万円」→自己負担10万円+保険2万円 というケースも。
このような場合、
「修理代と保険料アップの損得」を比較しながら、
“保険を使うか・使わないか”をプロと一緒に判断するのがおすすめです。
まとめ|
免責は“保険の顔”、よく理解して選ぼう!
車両保険の「免責」は、保険料の安さだけでなく、事故後の安心度を左右する大切なポイント。
免責0円:小さな事故も安心(保険料は少し高め)
免責10万円:保険料は安いが、小キズ修理は自費に
2回目の事故は免責アップ!
修理工場と保険会社に早めに相談するのがベスト
「いざという時に困らない」ために、契約内容を1年に一度見直すことが一番の安心です。
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